自分を大切にしよう

幸せになるために行動する日記

突然の病

私と同じように卵巣チョコレート嚢胞で悩んでいる方もいるかもしれないので、少しでも参考になればと思い自分の体験談を書いてみようと思います。

 

10代の頃はストレスから1年ほど生理が来なくなる時がありました。その後、自分の中でストレスに立ち向かい自然に生理がきました。

 

その後の生理は不順で量も日にちもバラつきがありました。今思うと特に20代は月経前症候群(PMS)があり、当時付き合っていた大好きな彼氏といる時も情緒不安定になったりして結局別れてしまうくらい…生理に悩まされていました。

 

30代になると、生理で情緒不安定にならないよう食生活に特に気をつけるようになり、次の彼氏と交際中も気をつけてました。

 

しかし気をつけすぎて素が見せられなかったように思います。結局本当に好きになることが出来ず、その後も何人かと交際しても別れてしまいました。

 

現在40代前半ですが、40代になってからは毎月28日周期ぴったりに生理が来るようになりました。それでも仕事場の人間関係のストレスや当時付き合っていた彼と合わないことでイライラすると生理の時にいつもと違う腹痛がしばしば起こるようになったのです。

 

その時生理の血の色は黒かったり生理の量もいつもより少なかったりしていました。元々不順だったため、ストレスのせいかなぁ、とさほど気にせず流していました。

 

私は元々感受性が高い性質のようでした。優しい環境では自分も穏やかで優しくいれるけど、仕事に不真面目だったり悪口ばかりいう同僚達がいるとどうしても影響を受けイライラしてしまいます。現在の仕事場はまさにそれで、日々耐えています。

 

付き合う彼氏にも影響をうけました。20代の頃は本当に好きな彼といたので幸せを感じてましたが、その後に付き合った人は無理やり好きになろうと努めて、結局好きになれずストレスに。

 

身体に徹底的な異変を感じたのは最後に付き合っていた彼に別れを告げてから暫く過ぎた頃でした。これまでに無い生理痛で、仕事中座ってもいられなくなったのです。

 

それでも、ピルを貰えばいいくらいの軽い気持ちで婦人科を受診しました。エコーで見た結果、右卵巣が少し腫れていると言われました。そして腫瘍マーカーもすることに。

 

腫瘍マーカーってガンの疑いがあるってこと??頭が真っ白になりました。さらに腫瘍マーカーの値が高いとなりMRIを受けることになったのです。

 

MRIの結果では、今のところ悪性腫瘍では無いだろう、との見解でした。しかし、右卵巣チョコレート嚢胞と診断を受け、手術か薬での治療か2択を迫られたのです。当時の大きさは約4センチ。

 

出産適齢期の場合は不妊の原因にもなるので妊娠したい場合オペを勧められるようです。私の場合は相手もいないので薬「ディナゲスト」の服用を勧められました。40代以上だとチョコレート嚢胞はがん化する可能性が高くなるため、何もしない経過観察という選択肢は無いと言われてしまいました。

 

ディナゲストの服用中は排卵しないので妊娠が不可能になります。更にこの薬は病巣を小さくする作用があるかわりに軽い更年期症状や不正出血の副作用があると言われました。

 

また、この病気は詳しくは原因不明と言われました。しかし出産年齢が上がっていたり出産未経験のまま生理が長く続くことが問題視されているようです。

 

私は出産未経験です。本当は好きな人と結婚したくて一生懸命出会いの場へ行き、努力しても叶えられませんでした。

 

せめて結婚出来なくてもパートナーがいれば…。帰宅して1人の部屋で考えてしまうと、孤独で涙が止まらなくなりました。なんでだろう?なんでこんなことになったんだろう…。

 

元々風邪薬を飲むことすら嫌なのに毎日ホルモン剤を飲むようになるとは思いもしませんでした。その後、副作用に悩まされることになります。

 

続く